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玄関に盛り塩ってした方が良いの?

 
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日本風水建築協会は、建築と風水の関わり、結びつきを探求するとともに、風水を活用し生活環境の向上を図り、その発展に寄与することを目的とした団体です。東京・京都・福岡をはじめ、全国、また海外にも仲間が増えています。そんなたくさんの仲間と風水の知恵を広め、地理風水という環境学の知識で、世の中の人に快適な生活を実現して欲しいと願っています。
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「玄関に盛り塩ってした方が良いんですか?」

「玄関に盛り塩ってした方が良いんですか?」

「鬼門(東北)に玄関があるから盛り塩をしなさいと言われたんですが・・・」

これは私たちがよく聞かれる質問です。

さて、皆さん「盛り塩」と聞くとどんな事をイメージされますか?

・玄関から嫌なものが入ってこないようにお祓いのイメージ

・商売繁盛

・縁起担ぎ

この様なイメージを持って盛り塩をされているのではないでしょうか?

この記事では、

・盛り塩がされるようになったルーツ

・なぜ「塩」なのか

・盛り塩の意味を知り活用する方法

についてお話しします。

盛り塩がされるようになったルーツは?

時代は平安時代まで遡ります。

平安時代、貴族の世界は一夫多妻制でした。

女性は男性に家に寄ってもらうために、盛り塩をしていたと言われています。

さて、それはなぜでしょう?

平安時代、移動手段は「牛車」でした。

牛は、塩があると舐める為に立ち止まるのです。

そこで、家の前に盛り塩をして置くことで、牛が止まり、男性を家に呼ぶことができていたのです。

それが盛り塩の始まりだと言われています。

盛り塩のルーツを辿ると、本来盛り塩というのは「人を呼び込むため」には有効的だというのが始まりで、

飲食店などで「多くのお客様が来て下さるように」盛り塩をする様になりました。

それがいつの間にか一般の住宅でもされるようになったのですが、

住宅の玄関に盛り塩をされている人に聞くとほとんどの方が「お祓い」のイメージを持って盛り塩をされています。

本来は「人を呼び込むため」だったのになぜそうなったのでしょうか?

それは、なぜ「塩」なのか?というのがポイントになっているのです。

なぜ「塩」なの?

神道には「塩は穢れを祓い清める」力があるとされています。

「塩=お祓い」のイメージを持たれている方は多いのではないでしょうか?

「古事記」の中でも、黄泉の国から戻った伊邪那岐命が、お祓いをした際に海水で禊を行なったことから、

塩にはお祓いの意味があると言われるようになりました。

海水というのがポイントで、お祓いに使われる際の塩は食卓塩のような塩化ナトリウムではなく

「自然の塩」というのが一般的ですね。

そういった背景から「お祓い=塩」というイメージが浸透してきたのです。

塩にはお祓いのイメージが強くあるので、盛り塩を「お祓い」として捉えられている人が多いのですね。

盛り塩の意味を知り活用する方法

さて、「盛り塩」の意味を知った上で、皆さんの暮らしの中でどの様に活用していくのが

良いか考えてみましょう。

「お祓い」をする為に「塩」を使うのであれば、気の出入り口である玄関に「塩を撒く」という方法がオススメです。

玄関に「塩」を撒いてしばらく時間を置き掃きましょう。

そうする事で玄関の気の流れを良くすることができるでしょう。

しかし、風水で一番大切なことは「ご自身がどんなイメージが出来るのか」です。

この記事では盛り塩のルーツを辿ってきましたね。

その中で本来の「盛り塩」は「人を呼び込む為」に効果的な方法です。

これまで持たれていた盛り塩のイメージとは大きく違う方もいらっしゃると思います。

「人が多く集まる家にしたい」ということで盛り塩をされるのも良し。

「これまで続けてきたからお祓いのイメージを持って盛り塩がしたい」も良し。

風水では、本来の意味を知り、ご自身のイメージを大切にする。とういうのがとても大切です。

「盛り塩にしますか?」「塩を玄関に撒いてみますか?」

ご自身のイメージで「塩」を活用してみて下さいね。

 

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